日本沈没 - 希望のひと -
このドラマは、Netflix配信サービスで、全世界に同時公開されています。
海外にいながらにして日本の話題作をいち早く観ることができるのは嬉しいことです。
ふと思ったのですが、このドラマ、日本に住んでおられる、特に関東圏の方々は、どのような気持ちでご覧になっているのでしょうか。
首都直下地震の話題は、今に始まったことではありません。
NHKの公式サイトには、「災害列島・命を守る情報サイト」というタイトルで、今後30年以内に70%の確率で発生する首都直下地震の被害想定や、対策などが公表されています。
ドラマでは、半年以内に70%という宣告がされましたが、現実に、30年以内に70%という確率が公式発表されているということは、ただ事ではありません。
私は海外在住で、日本の情報はネット上に限られていますし、日本で暮らしている人の生の声を聞く機会も、残念ながらごくわずかです。
けれどもこのような宣告がされたら、生き延びるために違う地域に移住することを真剣に計画するのではないだろうかと思うのですが、現状はどうなのでしょう。
確かに、どこにいても災害の可能性はありますし、今すぐというわけでもないのでしょう。NHKサイトには、想定死者数2万3,000人が、対策次第では10分の1になる可能性があると書かれています。
主に、建物の耐震化と火災対策の徹底です。
震度7の地震に耐えうる家屋やビル、そして火災が発生しにくい設備設計、そうしたことを徹底することで、最悪を免れる、ということです。
それでも、現実として、そのような対策に要する費用は莫大ですし、予算が足らない人ほど、危険を免れることはできません。
今すでに、国家や企業が、リスク回避のために、どこか安全な地域に、最重要機関やデータを動かしているとしても当然のことだろうと思います。
突拍子もないこと、前代未聞の出来事、非現実的に思えること、
そうしたことを信じるには、相当の理性と勇気がいるでしょうし、それを信じて行動に移すとなると、表現に困るほど稀な資質を持つ人ということにもなるでしょう。
けれども、今まで数えきれない災害が、突然人々を襲ったのです。
信じられないから、証拠がないから、あてにならないから・・
そういう理由であやふやに、あいまいにしておくというのも、人間の本質なのかもしれません。
霊的に見れば、死ぬこと自体はごく自然なことです。ですが、大勢の人が同時に、何の準備も心構えも無しに他界することは、霊的世界にとっても、混乱を巻き起こす、かなり重大な出来事になるようです。
もっと詳しく、色んなことを学びたいときは、ぜひ「霊魂学への扉」というサイトにいらしてください。きっと色んな発見がありますよ!お待ちしています。