魂が目覚める時

たましいのこと色々と話そう

親の心、子知らず

思春期まっさかりの頃、両親は仕事が忙しくて留守ばかり、もともとあれこれ言ってくる人達ではなかったので、私は好き放題、というか誰にも相談をせずに自分で決めるという習慣がついていました。

だから色んな間違いも犯し、遠回りをしたり、迷惑をかけたり、決して誉められた子ではありませんでした。

親と過ごす時間は少なかったのですが、ひとつだけ常に感じていたのは、親が私のことを信用してくれている、ということでした。実際どうだったのかはどうあれ、そう確信していたことが、私にとっては大きな支えだったんです。

信用されているから、裏切りたくない、そういう心境だったんですね。

宗教関連のおはなしには、よく神様が親で、私達は子供であるという例えが使われます。

親はいつも子供を愛し、子供にとってのベストを願っていて、大抵の場合子供はそんな親の気持ちなど知らず、好き放題やっている、そんな例え話です。

霊魂学では、この親という立場にあたるのは、守護霊ではないかと思います。

守護霊は、通常、上級幽質界に属する霊魂で、ひとりの人間が生まれる直前に任命され、その人の一生を見守り、必要に応じて助けたり指導したりする中心的存在です。

生まれようとする人間が背負っているカルマや生まれ育つ環境、そういったものを細かく調査して最善の人生になるように援助しようとする存在。

けれど、霊的に成長した高級霊魂というレベルの守護霊や指導霊でも、スーパーマンのように何でもできるわけではありません。地上という環境がそれを遮り拒否するからです。

地上の霊的環境が悪くなればなるほど、レベルの高い霊魂は近寄ることすらできなくなってきます。現代はそうした時代のようです。

親の心、子知らず

霊的には、今まさにそうした状況なのでしょう。

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