魂が目覚める時

たましいのこと色々と話そう

死の重さ

世界では、毎日何万人という人が亡くなっています。

原因も状況も千差万別です。

亡くなった人が有名だったり悲惨な出来事の被害者だった場合は、ニュースになって多くの人の目にとまります。

一方で、死んだことすら誰も知らないままの命もあります。

人間は皆平等で、命の重さや大切さは皆同じだと主張する人もいますが、

冷静に見れば、そんなことはないように思えます。

誰かの命を犠牲にして、誰かの命を救うということもあります。

戦争はまさにその実例です。

 

では、霊的にはどうなのでしょう?

人間だけでなく、生きるものすべてにとって、死は単純に「移動」です。

幽質の体が物質から離れ、幽質界へと移動していく、単純な現象です。

そこに正しさも重さもありません。

死というものを、ここまで特別視するのは人間だけでしょう。

けれども、死んだあとのことは、単純にはすまされません。

移動した先に待っている生活が、それこそ千差万別だからです。

 

地上の人間のことを気にかけて、指導しようとする霊的存在は、死ぬこと自体ではなく、死んだあとに人がどうなるのかを危惧しているのです。

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